デスクトップ上にマルウェアのショートカットを作成したり、既存のショートカットに感染してマルウェアを起動する手口が見つかっている。 アプリケーションへのアクセスを容易にするためデスクトップなどに置かれるショートカットが、マルウェアに悪用されているという。セキュリティ企業の米McAfeeがブログで伝えた。 McAfeeによると、最近見つかったショートカットを悪用する手口には、複数のパターンがあるという。そのうちの1つは、マルウェアにリンクさせたショートカットファイルをデスクトップ上やスタートアップフォルダ内に作成する。「Spy-Agent.bw」というトロイの木馬の中には、この手口を使う亜種があるという。 一方「Mokaksu」というウイルスは、デスクトップ上のすべてのショートカットファイルを書き換えて、マルウェアファイルにリンクさせてしまう。Adobe Readerへのショートカットに感染し