日本マイクロソフト会長の樋口泰行氏。普通のサラリーマンだったという同氏は、米国留学を経て3つの会社の経営トップを経験、プロの経営者の先駆けとなった。外資系のIT(情報技術)企業のほか、再建の渦中にあったダイエーなど流通大手も率いた。激しく経営環境が変化するなか、リーダーには何が求められるのか。樋口氏の連載6回目はマイクロソフトを例に、"自省力"に基づく改革と新しい"生態系"を生み出す戦略について語る。 今までの経験・認識だけでブレークは生まれない胸がすく、スポーンとはまるというように着実に成果を生み出す戦略がある。そういう戦略を、「美しい戦略」と言うならば、そこにはどのような要素が盛り込まれているのだろうか。 例えば、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の成功は、音楽配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」との両輪でもたらされた。音楽配信サイトと連携することでたく
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