クリックして拡大する瑠璃色をモチーフにした電飾で奈良の名所をライトアップする「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」の試験点灯が行われた=7日午後、奈良市の新公会堂(渡守麻衣撮影) 冬の夜に光の回廊を演出する「しあわせ回廊 なら瑠璃絵(るりえ)」の試験点灯が7日、奈良市の奈良公園一帯で行われ、観光客らが幻想的な光に包まれながら、そぞろ歩きを楽しんだ。 冬の閑散期に観光客を呼び込もうと、昨年初めて開催された。会期中約40万人の人出が見込まれている。 午後6時ごろから、東大寺や奈良国立博物館、県新公会堂など各所で約10万個のLED(発光ダイオード)が灯されると、家族連れやカップルらが淡い光に歓声をあげていた。 点灯は今月8~14日、いずれも午後5時半~8時半に行われ、興福寺五重塔もライトアップされる。障害者や高齢者を対象に、県新公会堂や春日大社などのコースを移動する無料の電気バスも運行される。