奈良市などは、新たな冬のイルミネーションイベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」を来年2月11~14日に奈良公園周辺で開催すると発表した。県も加わった実行委員会が主催する。 春日大社、東大寺、興福寺を約10万個のLEDの明かりでつなぎ、光の回廊を演出する。期間中、3社寺と奈良国立博物館は夜間特別拝観・開館を実施する。市と県が800万円ずつ負担金を出し、企業などから協賛金も募る。 同市では、観光客の少ない2月と8月が長年の課題だった。99年から毎年夏に開いている「なら燈花会」は今年、9日間で約80万人の観光客を集める大イベントに成長した。 市観光交流課は「冬の一大イベントにしたい。恋人や家族と一緒に光の回廊を巡り、温かい気持ちになってほしい」と話している。【泉谷由梨子】
10パターンから好きな表紙が選べる「奈良旅手帖2010」1680円。「奈良公園地図風」が一番人気。奈良旅手帖のウェブサイトはhttp://naratabi\.main\.jp/(画像クリックで拡大) 「阿修羅」を筆頭に最近の仏像ブームの影響で、若い女性の注目を集めているのが奈良。そして奈良好きの間で評判になっているのが、ご当地手帳とも言うべき「奈良旅手帖2010」だ。実はこれ、東京在住の生駒あさみさん(31歳)が自費出版で発行したもの。 「奈良の魅力にとりつかれて、20歳の頃から10年以上奈良に通い詰めています。そのうち、市販のガイドブックでは満足できなくなり、自分が知りたい奈良の情報をまとめたダイアリーにもなる手帳を考案したのです」と生駒さん。お寺や神社への簡単な行き方、仏像の特別拝観などお寺や神社の年間イベントスケジュール、コインロッカーやバリアフリー・トイレの場所など、奈良を旅する時
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