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2010年3月17日のブックマーク (1件)

  • 正倉院・建物本体に補強材挿入へ 軒先の垂れ下がりで 修理に3年? - MSN産経ニュース

    奈良市の正倉院正倉(国宝、奈良時代)の修理を検討している宮内庁の懇談会は16日、奈良市内での会合で、軒先の下がりの進行を防ぐため、建物体に新たな材を入れる構造補強を施す方針を決めた。修理は当初、屋根瓦の葺(ふ)き替えに2年間の予定で平成23年度中にも着手する方針だったが、工期は少なくとも3年間になる見込みという。 宮内庁の調査では、正倉の軒先は隅部分などで最大33センチの垂れ下がりが確認された。瓦の重さなどが原因とみられ、構造解析の結果、大正の改修で天井裏に施された西洋式の「トラス構造」(斜めの材を入れる補強)が軒先までは効果が及んでいないことが判明。このため、瓦を下ろした後、屋根に穴を開けるなどして外部から新たな補強材を入れる方針を決めた。具体的方策を検討するため実物の10分の1の規模の模型も製作した。 聖武天皇の宝物などを伝えてきた正倉院の正倉は、屋根瓦などの傷みが指摘され、大正2年