平城遷都1300年祭が12月末に閉幕するのを前に、県と主催の記念事業協会は「感謝の夕べ」を18日に奈良公園の登大路園地(奈良市)で開催する。1千人の参加者を見込み、会場では豚汁などの炊き出しや、オフィシャル広報隊「平城人(ならびと)」などのステージが予定されている。 1300年祭に携わった関係者や県民に感謝の気持ちを伝える企画。当日は、今年10月に平城宮跡で行われた「平城遷都1300年記念祝典」の模様が大型スクリーンで上映される。 また、県内を拠点に活動する「まつぼっくり少年少女合唱団」の歌も披露され、特別ゲストとして演歌歌手の田川寿美さんも参加する。 1300年記念事業協会は「今年1年間の奈良のにぎわいは県民の協力があったからこそ。たくさんの県民に来ていただき、感謝の思いを伝えたい」と話している。 当日は午後4時半から7時。一般参加も可能で参加無料。問い合わせは記念事業協会((電)074
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(天智天皇)が660年に造った水時計の漏刻(ろうこく)台跡とされる水落(みずおち)遺跡(奈良県明日香村)で、北側に隣接する斉明天皇時代の迎賓館跡とされる石神遺跡に向かって延びる木樋(もくひ)を埋設するために掘ったとみられる溝跡が見つかり、奈良文化財研究所が2日、発表した。 過去の調査で、漏刻で使われた水は木樋を通り、石神遺跡の噴水施設でも利用されたと考えられており、奈文研は「2遺跡が深く関連することが改めて明らかになった」としている。 初めて調査が行われた2遺跡の間の区域では3カ所で木樋を埋めた溝跡が確認された。このうち石神遺跡から南に、水落遺跡から北に延びる木樋跡は連結すると推定されるが、遺構の一部が壊れていて確定はできなかった。 また、漏刻台造営時の整地跡の北面が見つかり、過去の調査と合わせ南北48メートル以上に達する大規模な造成が行われたことも判明し
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