平均取得単価は、売却までの期間に買付した株式の買付代金を、手数料を含めて平均化した価格です。1株につき平均いくらで買付したかを表します。 そのため、平均取得単価は買付単価とは価格が異なりますが、税制上は有効な数字となります。 平均取得単価の計算方法 平均取得単価は、株式を買付した都度、約定価額(約定単価×約定株数)に、手数料(手数料+消費税)を加算した金額を取得価額として計算します(1円未満切上げ)。 また、同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入した場合は、「総平均法に準ずる方法」で計算します。 なお、売却後、同日に同一銘柄を買付けた場合、その買付分の取得価額も合計し、平均取得単価を計算します(1円未満切上げ※)。