この件。 「DV被害者になることが、子どもへの加害になる?―アメリカ、児童相談所と共同親権の闇(千田有紀 | 武蔵大学社会学部教授(社会学) )」 上記記事中で千田氏は、アメリカの「少年家庭裁判所の裁判官たちのガイドラインの改定で」子どもが(面前)DVに晒されるのに止められなかった場合には、「虐待やネグレクトの加害者」とされることになったのだ。」と主張しています。 その事例としてあげているのが、 Robert Braxton Jr.事件と Alonzo Turner 事件で、いずれも2006年の事件です。ところが千田氏のいう「少年家庭裁判所の裁判官たちのガイドラインの改定」は2016年です*1。 ですから、千田氏記事におけるRobert Braxton Jr.事件と Alonzo Turner 事件の事例について以下のように評している部分は時系列が矛盾しており明らかに間違っています。 そん