中山 和子さんが過去の思い出をシェアしました。
■目の前の食に関心を持たせる おいしい野菜に出会ったら、生産者にも興味を向けてほしいと呼びかけた一方、資源生物学科に就任予定の玉井鉄宗教授と、食料農業システム学科に就任予定の香川文庸教授は、別の観点から都市と農村の問題にアプローチ。 玉井教授は「食を大切にして、農業をリスペクトできる人が増えなければ、都市と農村をつなぐ問題は解決しない。目の前にある食べものがどのような人とつながっているか、といったストーリーを感じられる教育をしたい」と述べた。 農水省によると、2013年の日本の食料自給率は約39パーセント。これは主要先進国の中で最低となる数字で、国民は約6割の食料を海外からの輸入に頼っていることになる。また、日本の農業就業人口は、総人口のわずか2%。食べる人と作る人の距離が非常に離れている実態が、これらの数字からも見てとれる。 香川教授は、「農に触れることによって初めて、農を大切に考えるこ
2015年4月に開設する龍谷大学農学部に就任予定の教授陣と西辻代表(写真左から2番目)龍谷大学農学部(2015年度開設予定)がシリーズで開催している「食の循環」をテーマにしたトークセッションが、大阪の「『川の駅』はちけんや」で開催された。4回目となる今回は、耕作放棄地の再生事業に取り組むマイファームの西辻一真代表をゲストに迎え、「都市と農村をつなぎ、食の循環を取り戻す試み」について、龍谷大学農学部に就任予定の教員らと語り合った。(オルタナS関西支局長=神崎英徳) ■農村と都市をつなげる仕掛け 西辻代表はまず、農業に興味のある都市部の人が増えているにもかかわらず、農村と都市とがつながっていないために、一般の人が農に携わるチャンスが少ないことを問題提起。これを受け、トークでは「都市と農村の距離をどう近づけるか」が論点となった。 西辻代表によると、家庭菜園やベランダ菜園など、小規模ながらも農業に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く