西アフリカのコートジボワールの首都アビジャンで5日夜、新型ウイルス検査のため建設中の施設が、住民により破壊された。住民らは、住宅地の真ん中への建設には反対だと主張している。 西アフリカのコートジボワールの首都アビジャン郊外で5日夜、新型ウイルス用の検査施設を抗議者らが破壊した。 鍋やフライパンを叩く音、「こんなもの要らない」という叫びに合わせ、怒りに満ちた住民らが建設中の施設を壊した。 動画の撮影者によると、抗議者らは施設が「住宅地のど真ん中」に建てられることに反対している。 この建物に通じる道路沿いの屋台には火が付けられた。 同国では6日朝時点で、感染者が260人以上確認され、当局は首都全体で検査施設を建設している。