東京電力福島第1原発の処理水放出を受け、中国が日本の水産物輸入を全面停止し、道内の水産加工会社が危機感を強めている。道内からの輸出額が最も多いホタテは、水揚げの3分の1以上が中国向けで、大量の在庫を抱える企業も出始めた。保管料がかさむ上、輸出を前提に設備投資を進めていた企業もあり、関係者からは「このままでは倒産が相次ぐ」との声が漏れる。道は29日に、道漁連などと協議会を立ち上げ、対応を急ぐ構えだ。...
御嶽山噴火 わずかな変化も前兆だ (09/29) 長野、岐阜の両県にまたがる御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が噴火した。 「日本百名山」の一つに数えられ、紅葉の季節だ。登山客でにぎわっていた山頂付近や山小屋を火山灰や噴石が襲った。 心肺停止が確認された人を含め、死傷者が多数出て、連絡が取れない人もいる。痛ましい限りだ。 政府や関係機関は捜索と救出に全力を挙げてもらいたい。 御嶽山の噴火は、ごく小規模だった2007年以来だ。気象庁は5段階の「噴火警戒レベル」を従来の「1(平常)」から「3(入山規制)」に引き上げた。 噴煙に含まれる有毒ガスなどによる二次災害のほか、同規模の噴火が再発する懸念もあるという。 1979年の噴火では火山灰が広範囲に降り、関東地方でも観測された。厳重な警戒が必要だ。 気象庁は「今回のような規模の噴火は予測できなかった」とする。ただ、兆候が全くなかったわけでは
朝日元記者の講師、解雇を 北星大に脅迫文 慰安婦報道 (10/01 07:00) 従軍慰安婦問題の報道に携わった朝日新聞元記者が非常勤講師を務める札幌市厚別区の北星学園大に対して5月と7月、この講師を解雇しなければ「爆弾を仕掛ける」「学生を傷めつける」などと脅す内容の手紙が2度にわたって届いていたことが、札幌厚別署への取材で分かった。同署は威力業務妨害の疑いで捜査している。 厚別署や大学関係者によると、手紙は5月29日と7月28日に、いずれも「学長」宛てに郵送で届いた。非常勤講師を名指しした上で、「日本をおとしめた。なぶり殺してやる。辞めさせなければ、学生を傷めつけてやる」「くぎ入りガスボンベ爆弾を仕掛ける」などと書かれていたという。手紙とともに虫ピンが数本同封され、送り主の名はなかった。 北星学園大によると、非常勤講師は朝日新聞に在職中の2012年4月から留学生向けの講義を担当している。
土佐犬の飼い主、重過失致死で逮捕 白老で女性襲った容疑 (04/23 12:20) 胆振管内白老町の浜辺で2月、動物にかまれたような傷のある女性の遺体が見つかり、道警は23日、放し飼いにした土佐犬が襲って死亡させたとして、重過失致死の疑いで、飼い主で同町の無職、佐治清容疑者(65)を逮捕した。道警は女性が土佐犬から逃げて海に追い込まれ、水死したとみている。 逮捕容疑は、飼い主として、土佐犬が危害を加えないようリードなどでつなぐことを怠り、女性を死亡させた疑い。 道警によると、亡くなったのは同町の主婦、橋場トミ子さん=当時(59)。2月26日午前10時ごろ、夫と自宅近くの浜辺に散歩に出掛け途中で別れた後、倒れて死亡しているのが見つかった。 前の記事 次の記事
減速スーパーおおぞら同乗 札幌―釧路4時間半 「尻も腰も痛い」 (11/03 21:10) 特急「スーパーおおぞら」の新ダイヤを掲示するJR釧路駅の改札口 JR北海道の減便減速ダイヤが始まった1日、特急「スーパーおおぞら」の自由席に乗り、釧路―札幌を往復した。合計9時間弱。釧路への帰路は所要時間が最も長い4時間36分の便。これまでも日帰り経験はあるが、往復とも4時間を切っていた旧ダイヤと比べると、さすがに体力的にきつかった。 行きは7時14分釧路始発の「スーパーおおぞら2号」。3連休前だけに旅行客も目立つが、スーツ姿のビジネス客の方が多いよう。 従来より始発は42分遅く、減速も重なって札幌着は58分遅い11時29分、所要時間は4時間15分。午前でもあり、記者は到着後も苦痛は感じなかったが、時間重視のビジネス客には不満も。釧路市の会社員男性(49)は「新ダイヤだと昼からの営業しかできない。今
先住民族マオリ女性の入浴拒否 北海道・石狩管内の温泉、顔の入れ墨理由に (09/12 06:25) ニュージーランドの先住民族マオリの言語指導者で、日高管内平取町で6日まで開かれたアイヌ語復興を目指す講習会の講師を務めた女性が、石狩管内の民間の温泉施設で顔の入れ墨を理由に入館を断られていたことが11日、分かった。講習会関係者は「入れ墨はマオリの尊厳の象徴であり、大変残念」としている。 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。講習会関係者ら約10人で8日、札幌市内でのアイヌ民族の行事を見学後、入浴と食事のため温泉施設に行った。その際、ブレワートンさんの唇とあごの入れ墨を見た温泉側が「入れ墨入館禁止」を理由に入館を断った。同行したアイヌ民族の関係者らが温泉側に「多様な文化を受け入れることが必要では」と再考を求めたが聞き入れられなかった。 同温泉は、入り口に「入れ墨入館禁止」の看板を設置。入れ墨
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