タグ

2013年3月23日のブックマーク (4件)

  • エミッタフォロワ2

    エミッタフォロワ、出力インピーダンスの解析をやっていて、気づいたのですが、よくある、アンプの出力段がエミッタフォロワの場合、帰還量はどうなるのだろう?100%帰還ではないはず、ということで、いろいろ考えてみました。 100%帰還ではない、ということはどういう事なのか?というと、エミッタフォロワは出力の変動に対して、出力変動分の電圧変化(位相反転)がベース電圧vbの変化となることで、100%帰還がかかる条件として、入力電圧vsが出力電圧の変動の影響を受けないということがあります。 ところが、アンプの出力段にエミッタフォロワを使い、全体にNFBを掛けた場合、どうなるか、というと、このvbがエミッタの帰還ループではないルートで出力電圧変動Δvoの影響をうけてしまいます。別な帰還ループが存在し、100%帰還とは言えなくなります。 そこらへん、ちょっと解析してみました。 1.通常のエミッタフォロワの

  • TAKANE's Home page

  • -総集編-アナログ回路の入門はここで決まり!! 計36回の連載を一覧で解説

    -総集編-アナログ回路の入門はここで決まり!! 計36回の連載を一覧で解説:Analog ABC(アナログ技術基礎講座) 計36回にも及ぶ連載をテーマごとに区切り、まとめました。「オームの法則」という最も基的な数式から始まった連載が、「オペアンプ」や「Band Gap Reference」といったアナログ回路につながっていく道筋を理解できるはずです。 →アナログ技術基礎講座「Analog ABC」一覧 「アナログ」という言葉を聞くと「古い」、「時代遅れ」、「頑固親父」なんていう印象を持つ人が多いかもしれません。アナログは「アナクロニズム(時代錯誤)」と語感が似ていることが原因かもしれませんが、アナログ回路の世界は楽しいものなのです――。そんな文章から始まったアナログ技術基礎講座「Analog ABC」は、2008年11月~2012年4月にわたる長編連載となりました。 この連載は、「数式で

    -総集編-アナログ回路の入門はここで決まり!! 計36回の連載を一覧で解説
  • Circuit 008 of Kairoya

    コレクタ接地増幅器(電圧増幅度) コレクタ(ドレイン)接地増幅器、コレクタ(ドレイン)共通増幅器(Common Collector (Drain) amplifier)はエミッタ(ソース)フォロワ(Emitter(Source follower)と、呼ばれています。では、電圧利得を求めてみます。 上の図はエミッタフォロワの小信号等価回路です。Voutはエミッタの電圧です。 エミッタフォロワは re<<REが成り立つときに、電圧利得がほぼ1になります。 たとえば、バイポーラトランジスタの場合、バイアス電流を1mAにしたときのreは25.8Ωで、そのときのエミッタ電圧を1Vとすると、抵抗REは1kΩです。この場合の電圧利得は0.975倍です。 電流利得は、バイポーラトランジスタの場合、ほぼβになります。 コレクタ接地増幅器(出力抵抗) コレクタ接地増幅器(エミッタフォロワ)は出力抵抗が小さいと

    Circuit 008 of Kairoya