あの政党は妥協して政権を取ろうとしないから駄目だ、という台詞もまま聞きます。が、そうでもないのです。 政党は政権を取らなくても機能しています。 具体的には10議席、20議席、50議席に閾値があります。 10議席で代表質問権、および党首討論参加権が取れます。突っ込みのきつい党がこれを持っていると、その応対を報道されるプレッシャーが生じ、うかつにへぼいことがしにくくなります。 20議席で議案提出権が取れます。理想主義の党がこれを持っていると理想ばかり見た議案を提出するので、政権党はある程度それに対応した議案を作らなければならなくなります。これもプレッシャーといえますが、別の言い方でいうと、政権党を妥協させる効果があります。 50議席で予算付議案提出権が取れます。野党がこれを持って、政権党の予算案に対案を提出すると、それらを基準として審議が戦われることになり、「対案がない、これしかない」という甘
衆院選投票日を前に、大学生など若者が開設した選挙啓発サイトが次々にオープンしている。大学・大学院生などで構成する団体・マニフェスタは、各党のマニフェストを比較するWebサイトを開設。20代の若者が参加する「一票いっとく?プロジェクト」は、20代の投票率を高めることを目的として「投票ラブストーリー」をオープンした。 マニフェスタは日米英の大学院などに在籍する日本人学生などで構成。サイトでは、各党のマニフェストを「情報通信技術」「科学技術」「文化・観光」といったカテゴリーに分けて比較している。ブログ形式でまとめてあり、トラックバック可能。SNS「GREE」や「mixi」にもコミュニティーを設立した。 投票ラブストーリーは、20代のユーザーがサイトで「投票宣言」できる。20代の有権者数(1610万人)のうち、投票宣言した人の割合を表示する仕組みを備えた。 選挙に関する記事を掲載したブログを登録で
今日は9月1日。 総選挙は公示から3日目になりました。 みなさんもご存じの通り、私は4年前、電脳有権者政治改革ネットワークの代表として、ネット選挙運動(ウェブ選挙運動&メール選挙運動)の解禁を求めるための総務省へのロビイングを行ったり、国会議員へのアンケートを行なって、電脳有権者政治改革ネットワークのホームページに結果をアップロードしたりしていました。 その甲斐あって、昨年の参議院選挙前に、ウェブ選挙運動については解禁される見通しになっていたのが、韓国のウェブ選挙運動によるノ・ムヒョン政権の誕生や与党ウリ党の大躍進に恐れをなした一部の政治家たちの影響力行使によって、これが先送りされてしまったことは、別の機会に述べたことがあります。 今日、自民党のデタラメぶりと、総務省の自民党ケツナメぶりを、暴露するかのような、「笑い話」が降ってわきました。まず、共同通信から携帯電話ニュース用に配信された記
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* 「干からびたチーズ」という政治的言語 郵政法案:週末の攻防 緊迫のドキュメント 森氏は、待ち受けた記者団に「はっきり言ってさじ投げたな、おれも」と怒りをぶちまけ、公邸で外国産の缶ビールと干からびたチーズとサーモンしか出なかったことまでいまいましそうに説明した。左手に握りつぶしたビールとウーロン茶の空き缶、右手にはチーズがあった。 この干からびたチーズって実は高級品だったそうですが、小泉-森会談がうまく行ってたら、森さんもこのチーズと缶ビールは報道陣に見せなかったでしょう。 この「干からびたチーズ」は、政治的言語だと思います。 森さんは、たまたま手元にあったチーズを使って、「小泉さんは本気だよ」というメッセージを出したのです。手元にある材料をうまく使って、言うべきことを言えるのが政治家としての才能です。そういう意味では、森喜朗という人を見直しました。森さんが不機嫌だったのは演技ではないと
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