特徴はKDL-32J1と比較して、大幅に消費電力の低減を図ったこと。省エネ基準達成率は業界最高という232%を実現。消費電力は89W、年間消費電力量は86kWh/年で、32型の液晶テレビとしては、業界最高の省エネ性能としている。なお、ベースモデルのKDL-32J1は、省エネ達成率173%、消費電力134W、年間消費電力量115kWh/年で、業界トップクラスの省エネ性能を謳っていた。 省エネ化を実現した技術は主に3つ。まずはバックライトの蛍光管を高発光効率のものに変更し、本数を削減した。本数を削減しながらも明るさは従来と同等としている。さらに、新蛍光管の採用により発光に必要な供給電圧を下げ、低消費電力化。また、光透過率の高い光学フィルムを採用した。以上3点により、システム全体で大幅な低消費電力化を実現した。 例えば初代BRAVIA Vの32型「KDL-32V1000(2005年10月発売)」