H-IIAロケットの打ち上げ機会を利用して、相乗りする小型衛星を国内の民間企業や大学等などから募集していた件に関して、平成20年4月23日開催された宇宙開発委員会にて「H-IIAロケットに相乗りする小型副衛星の通年公募について」が報告された。その内容によると、20cm以下の副衛星についてはJ-POD(JAXA-PicosatelliteOrbital Deployer)、50cm級についてはPAF239Mという標準の切り離し機構をJAXAが用意し、各種インターフェイス等、標準化された仕様での開発を原則とするらしい(報告に図解あり)。また、公募方法については、通年受付とし、書類審査などを経て「小型衛星搭載候補リスト」への登録を定期的に行い、主衛星の打ち上げ計画に合わせて2年前を目安に小型衛星選定委員会による選定をへて、打ち上げ等に関する協定の締結するというスキームになる。 次期打ち上げ機会は