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ブックマーク / science.srad.jp (134)

  • イランが自国のロケットで、模擬人工衛星の打ち上げに成功 | スラド サイエンス

    MSN産経ニュースによると、イランが自国のロケットで模擬通信衛星の打ち上げに成功したとのこと。なお、現在国産のロケットで人工衛星を打ち上げた国は世界で8か国しかない。 AFP通信の記事によると、人工衛星は650kmの高さにあり、1日に6回イラン上空を通過するとのこと。一方、アメリカ合衆国は核開発疑惑などを理由に、イランの宇宙開発計画に対して懸念を表明していたが、今回の打ち上げを受けてどのような対応をとるかが注目される。 記事では「人工衛星打ち上げ成功」とされているが、今回打ち上げられた衛星は、実は模擬衛星だった模様。軍は国産通信衛星の打ち上げに成功したと発表したそうだが、イラン宇宙航空局のダギプール長官によると物の通信衛星は搭載されていなかったそうで、「今回の成功は将来の衛星打ち上げへの道を開いた」とのことだ。

  • 極性高分子と電界を使って、室温付近での熱変換が可能に | スラド サイエンス

    ストーリー by nabeshin 2008年08月13日 13時30分 テレビだけでなく、冷蔵庫も壁掛け! 部門より ペンシルバニア州立大学のZhang教授率いる研究チームは、極性高分子(polar polymer)を使った熱変換技術を開発しました(ペンシルバニア州立大学発表、家記事)。 極性高分子を電界下に置くと分子は秩序だって整列しますが、その際熱エネルギーを放出し温度が下がります。電界を解くと、分子は無秩序な状態に戻り、熱を吸収し温度が上がります。研究チームは12℃以上の温度差を観測しており、この分子のランダム化と秩序化の繰返しと、適切な熱交換器を組み合わせることで広い温度範囲での加熱や冷却を実現できるとしているとしています。磁界を利用した冷却装置はいままでにも研究されてきていますが、電界を利用する方が手軽であり、将来的にコンプレッサーフリーのエアコンや冷蔵庫の開発に繋げられるの

  • 赤いユニフォームの方が、審判から有利な判定を得やすい? | スラド サイエンス

    独ミュンスター大学の心理学者であるNorbert Hagemann氏らにより、「赤いユニフォームを着た選手のほうが、そうでない選手よりも審判から有利な判定を得やすい」という研究結果が公表されました(Reutersの記事)。 Hagemann氏らは、テコンドーの競技の模様を撮影したビデオをサンプルに用い、赤いユニフォームを着用した選手と、青いユニフォームを着用した選手のそれぞれについて、審判にそれぞれの選手のスコアを判定してもらいました。すると、赤いユニフォームを着用した選手のほうが、青いユニフォームを着た選手よりも13%ほど多くのポイントを獲得したそうです。続いて、デジタル処理によってユニフォームの色を入れ替えたビデオについて同様に判定を行ってもらったところ、結果としてもともと赤いユニフォームを着ていた選手が得たポイントは減り、逆に青いユニフォームを着ていた選手が得たポイントは増えたそうで

    citora
    citora 2008/08/13
  • 「3つ子の魂100まで」の仕組みを説明することに成功 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年08月12日 13時20分 大人になっても柔軟に脳を発達させられる薬ができるかも? 部門より 理研脳科学総合研究センター神経回路発達研究チームは、経験が大脳の発達を促す新たなメカニズムを発見した(プレスリリース)。 マウスによる実験において、「Otx2ホメオタンパク質」という物質が脳の臨界期を促し、また、Otx2ホメオタンパク質の量を外部から操作して、臨界期を人為的に操作することにも成功している。絶対音感などは昔からいわれていることだが、やはり五感への刺激は幼児期に欠かせないもののようだ。脳が発達しなかったマウスの写真があるが、過保護に扱いすぎた象徴のようでちょっと怖い。 脳は幼年期に外界からの刺激に応じて神経回路を作り変えながら発達することが知られており、そのため「大人より子供のほうがスポーツや音楽、外国語などの上達や習得が早い」などと言われていま

    citora
    citora 2008/08/13
  • 光を通常とは異なる方向に反射させる物質を発見、ただし「光学迷彩」への道のりは遠い | スラド サイエンス

    カルフォルニア大学のXiang Zhang氏らによる研究チームが、一般的な物質とは異なる方向に光を曲げることができる2種類の物質の開発に成功しました(Reutersの記事)。ただし、まだ曲げられる光の波長は限られており、これで物体を覆うだけで視界から見えなくなる、といったことはまだ実現できません。 今回開発されたのはともにナノスケールの構造を持つ物質で、光の反射方向を変えるための網目状の金属の層や、微細な銀のワイヤーの層を備えています。これらの物質は自然界の物質にない特性を備えており、「メタマテリアル」などとも呼ばれています。 前述のように、今回開発された物質は非可視光線しか屈折させることができませんが、可視光線を屈折させる研究もおこなわれているそうで、まだまだ道のりは遠いですがいつかはSFなどに登場する「光学迷彩」が実現できるようになるかもしれません。 以前にも「英米の科学者ら「透明マン

    citora
    citora 2008/08/13
  • 地球温暖化は1730年代にも発生した | スラド サイエンス

    大英帝国海軍の航海日誌を調べているイギリスの研究グループによると、現在観測されているような急激な温暖化現象が1730年代の北大西洋およびヨーロッパにおいても発生していたという(The Registerの記事、Times Onlineの記事)。大英帝国の航海日誌はネルソン提督のビクトリー号やクック船長のエンデバー号といった大物から小型のフリゲート艦まで艦船ごとにまとめられており、気圧、気温、海水温、風向きと風の強さなどが記録されているため、新たな歴史的気象データのソースとして注目されているそうだ。今回の発見をしたSunderland大学のDennis Wheeler博士は、温暖化はまったく自然に発生することがあり、気温の変化を安易に二酸化炭素排出量だけに結びつけるのは間違っていると指摘している。 (追記 by O):温暖化は過去に何度も起きているが、今回のは過去のどの時期よりも深刻である事が

    citora
    citora 2008/08/11
  • 尿から水をリサイクルし、国際宇宙ステーションの定員を倍増へ | スラド サイエンス

    現在は3名に過ぎない国際宇宙ステーション(ISS)の定員を倍の6名に増やす為の積荷が、今秋打ち上げ予定のスペースシャトルに搭載される(space.com記事、家/.記事より)。定員を増やす為の設備として、新しいトイレ、就寝用設備、そして尿から水を取り出すリサイクル装置をISSに新たに設置するという計画だ。蒸留や濾過など複数の処理を行うことで尿から水分を取り出し、飲料水や糧の準備、そしてISS内の酸素生成用途に使用されるとのこと。ISSは慢性的に水不足であり、スペースシャトルから補給を受けているが、この設備によって水不足を解消できるそうだ。テストを行い、問題がなければ来春から定員を増やす。 ちなみに新たに設置されるトイレは米国がロシアから1900万ドルで購入するとのこと。日円に換算すると20億円以上となるが、それでも米国で新しいトイレを製作するよりも安く抑えられるのだという。

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    citora 2008/08/10
  • ウイルスの自己複製システムを乗っ取って複製する新種ウイルス | スラド サイエンス

    大腸菌の1/50ほどの大きさもある、ミミウイルス(mimivirus)という最大級の大きさのウイルスが存在しますが、パリの冷却塔でこのミミウイルスの新種が発見されました。ミミウイルスよりも少し大きかったためママウイルス(mamavirus)と命名されたこのウイルスを観察したところ、ママウイルスの自己複製システムを使って複製する新種のウイルスが発見されたとのことです。人類初の無人人工衛星にちなんでスプートニクと名付けられたこの新種ウイルスは、ママウイルスがアメーバに感染する際アメーバ内に作る自己複製システムを乗っ取ることで自己複製を行うとのこと。 単体のウイルスがウイルスに「感染」するというわけではなく、あくまでウイルスに感染したアメーバ内の自己複製システムを乗っ取るという形ですが、ママウイルスとスプートニク両方に感染したアメーバでは、ママウイルスは正常に自己複製できなくなってしまうため、ウ

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    citora 2008/08/10
  • CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)による衝突実験、9月10日に決定 | スラド サイエンス

    一部では「稼働によってブラックホールが発生し、地球が飲みこまれる」との噂(デマ?)まで流れた、衝突型加速器「大型ハドロン衝突型加速器」(LHC)がほぼ完成し、9月10日に初の衝突実験を行うと、欧州原子核研究機構(CERN)が発表しました。 LHCはCERNによって開発されている世界最大の衝突型加速器で、陽子ビームを加速して衝突させることで、高エネルギー下での素粒子反応を発生させるものです。 また、今週末(9日)からはビームをLHC内で巡回させるための「synchronization test」が予定されており、LHC全体が正しく陽子を加速させ、5TeVでの衝突が正しく行えるかどうかを確認したのち、9月10日に衝突実験を行う予定とのことです。この衝突実験の模様はWebcast(ストリーミングと思われる)でも公開されるとのこと。 またcapra 曰く、

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    citora 2008/08/09
  • 準結晶でも結晶でもない、「準準結晶」発見される | スラド サイエンス

    準結晶の研究していた研究者たちが、準結晶でも結晶でもない、「準準結晶」(Quasi-Quasicrystal)とも言える構造を発見しました(Science News、Nature、家/.記事)。 準結晶の性質を研究するためにプラスチックビーズとレーザーで準結晶の状態を作ったところ、照射レーザーの強度が中程度のときに「アルキメデスの平面充填形」に似たパターンが形成されました。しかしアルキメデスの平充填形の規則性は持たず、準結晶のように非周期であったとのことです。しかし秩序性が無いのではなく、フィボナッチ数列のパターンがみられたとのことです。 通常とは異なる構造の物質が大抵そうであるように、準準結晶もまた特別な性質を持っているに違いないと考えられていますが、その解明はまだこれからということです。 準結晶はまだ一般にはあまり知られていないが、結晶のように分子/原子が並列に並んでいるのではないが

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    citora 2008/08/09
  • 記憶形成の分子レベルでのメカニズムが解明される

    北大大学院医学研究科の神谷温之(はるゆき)教授(神経生物学)のグループは4日、脳の神経細胞内でのカルシウムの増加が記憶形成に関与する新たなメカニズムを分子レベルで解明したと発表した。記憶障害の治療や、記憶力向上に効果のある新薬開発に期待したい。 詳細は各記事をご覧いただきたい。(毎日新聞の記事, 北海道新聞の記事) 記者が興味を持った部分の違いなのか、北海道新聞ではカルシウムイオンの働きに焦点が当てられており、毎日新聞ではカフェインによる刺激で活性化する点に焦点が当てられているのが興味深い。 ※ とはいえ海馬を刺激するために高濃度のカフェインの入った眠気対策の薬などを、はやまって一気飲みしないでください。

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    citora 2008/08/07
  • 首都圏の住民の祖先は弥生人が多く、東北人の祖先は縄文人が多い? | スラド サイエンス

    筑波大学名誉教授の住斉氏が、日人のDNAからその母方の祖先を推測した研究結果を発表しています(MSN産経ニュースの記事)。 住氏は、母から子にそのまま受け継がれるミトコンドリアDNAの型を調査し、そこから母方の祖先が「弥生系」「縄文系」かを割り出す手法を開発しました。この手法を用いて東北・飛騨・美濃・首都圏・北九州・宮崎・沖縄の各地域、合計約3000人の母方の祖先を調査したところ、首都圏や北九州、美濃では弥生人を祖先に持つ人が多かったのに対し、東北や飛騨、宮崎、沖縄では縄文人を祖先に持つ人が多かったそうです。 縄文人は従来から日に住んでいた「原住民族」なのに対し、弥生人は1700~2300年前に大陸から日列島に渡ってきた、いわゆる「モンゴロイド」などと呼ばれる人種であり、エラが張っているのが縄文系、顎が細く歯が大きいのが弥生系と、それぞれ外見的にも異なっていたそうです。 まだ今回の研

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    citora 2008/08/07
  • SpaceX社 Falcon1ロケット3号機の打ち上げに失敗 | スラド サイエンス

    ロケット開発会社SpaceX社が、成功すれば世界初となる民間出資による商業衛星打ち上げ用液体燃料ロケット「Falcon1」の打ち上げに挑戦したが、失敗した模様だ(プレスリリース)。 アメリカ国防総省から受注した「Trailblazer」、NASAの小型衛星「PreSat」とソーラーセイル試験機「NanoSail-D」、宇宙葬カプセルなどを搭載したFalcon1ロケット3号機は、現地時間の2日午後4時(日時間3日午前8時)にマーシャル諸島クェゼリン環礁の射場から打ち上げられる予定だったが、燃料充填でトラブルが発生したため、打ち上げ時刻は段階的に変更された。 最終的に午後8時(午後0時)に向けて最終カウントダウンが行われたが、この時は発射が中止された。検討の結果、機体と施設は問題ないと判断されたため、再び最終カウントダウンが行われ、午後8時34分(午後0時34分)に打ち上げられたものの、打ち

  • 火星に生命存在の可能性? NASAが近く発表 | スラド サイエンス

    YOMIURI ONLINEの記事によると、米航空宇宙局(NASA)が,火星における生命存在の可能性に関する重大な発見を8月半ばにも発表する計画だとのことです(Aviation Weekの元記事)。去る7月31日には水の存在が確認された(参考: /.Jの記事)ばかりですが,生命の存在ともなると当に大ニュースになります. フェニックスは,生命の検出を目的とした装置は積んでいませんが,分析装置MECAには解像度4μm/pixelの光学顕微鏡と10nmを見分けられる原子間力顕微鏡が設置されており,細菌が視野に入れば撮影できるとのことです。どんな発表がされるのか楽しみです。 残念ながらAviation Weekの記事によると、今回発見されたのは「火星に生命が現在存在する、あるいはかつて存在したということの直接的な証拠ではなく、生命が存在しうる環境がある/あったということに関するもの」のようです。

  • 摂取するだけで体を鍛えられる薬が見つかる | スラド サイエンス

    カルフォルニアのHoward Hughes Medical Instituteの研究者、Ronald Evans氏らによって、摂取するだけでエクササイズの効果を飛躍的に向上させる化合物「GW1516」と、運動することなしに運動したのと同じ効果を体に与えることができる薬物「AICAR」が発見された(Reutersの記事、論文要約)。 論文によると、GW1516という化合物を与えたマウスとそうでないマウスを用意し、同様のトレーニングを行わせたところ、GW1516を与えられたマウスはそうでないマウスと比べて68%も長く走り続けることができたそうだ。 また、AICARという薬物を4週間与えられたマウスは、トレーニングを行っていないのにトレーニングを受けたかのようになり、 AICARを摂取していないマウスと比べて44%も長く走り続けることができたとのこと。これは「伝統的な」トレーニングを受けたのマウ

    citora
    citora 2008/08/01
  • 日本人に動脈硬化が少ないのは魚を食べるから? | スラド サイエンス

    人はアテローム性動脈硬化症のリスクが低いとされているが、その要因が遺伝子によるものかどうかを比較した調査Omega-3 rather than genetics is key to lack of CHD in Japanese?が公開されている。 日人、米国人、および米国で暮らす日人を調査したところ、米国人および米国で暮らす日人に大きな差はなく、日に暮らす日人の冠状動脈石灰化(CAC)が低く、オメガ-3脂肪酸の値が高い結果となった。遺伝子によるものではなく、日における生活、「魚」の摂取が要因と推測されている。お魚をべると、頭が良くなるだけでなく、この手の病気にもなりにくいようだ。

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    citora 2008/07/31
  • 小惑星の地球衝突回避策を研究する非営利組織、B612 Foundation設立 | スラド サイエンス

    # コメントが少ないので油を注いでみる。 この計画は野心的で素晴らしいとは思うのですが、(技術的、産業的、経済的な理由から)個人的には懐疑的に見ています。 現時点はもちろんとして、今後十数年~数十年の技術進歩を考慮したとしても非常にハードルが高い。 技術的な面でいくつか疑問点を挙げると: 1. 小惑星に推進機構をランデブーさせる必要がある。 2. 小惑星に推進機構を据え付ける必要がある。 3. 小惑星に(地球衝突を回避するだけの)速度変化を与える必要がある。 # 2.については、以前のストーリーでちょっとまとめたコメントあり。#1113074 [slashdot.jp] このあたりについては当然、すでに議論されていて、B612財団はそれを踏まえた上で実現性がありそうと見ています。 それでも私は、「異環境で実際にモノを動かす」ことの難しさがどうしても引っ掛かります。 (これよりもずっと簡単そ

  • 高い効率を持つ熱電変換材料が開発される | スラド サイエンス

    大阪大学と米オハイオ州立大学カリフォルニア工科大学は、無次元性能指数ZTが1を超え、従来の2倍の性能を持つという熱電変換材料を開発した(日刊工業新聞の記事、AAAS)。 熱電変換材料の性能は無次元性能指数ZTなどで評価され、実用化にはZT>1が必須といわれている。これまで一般に使われていた熱電変換材料であるNa-PbTeのZTは0.71だが、発表された素材はナノテク素材を用いていないTl-PbTeで、この素材で1を超える1.5以上を記録している。500ケルビンぐらいまではNaドープとそれほど変わらないZT値をとるが、Tlを2%ドープしたものは500ケルビン以降もZTは大きくなり、約600ケルビンで1を超え、800ケルビンで1.5に達している。

  • 月で「シロイヌナズナ」を発芽させて育てる計画が持ち上がる | スラド サイエンス

    Wired Visionの記事より。 月でアブラナ科の植物であるシロイヌナズナを発芽させて育てるという計画が、NASAにより提案されているそうだ。月面で直接植物を栽培するというわけではなく、あらかじめ種を植えておいた生育環境を月に設置し、そこで発芽や生育をモニターして月の温度や気圧、重力などが植物に与える影響を調べよう、というもの。 変な方向に突然変異してしまって人類を危険に陥れかねないのでは? などと無駄な想像をしてしまいますが、宇宙が生物にどのような影響を与えるのかは非常に興味深いところです。

  • ロシア・欧州共同開発の有人宇宙飛行船の完成イメージ初公開 | スラド サイエンス

    ロシア・欧州共同開発の有人宇宙飛行船の完成イメージが初公開されました(画像、BBC記事、家記事)。 この完成イメージは、ロシアの航空宇宙分野のライターでありグラフィックデザイナーでもあるアナトリー・ザク氏が、ファーンボロ航空ショーにて露RKK Energia社が発表した設計を基に制作したものです。ソユーズの後継機であるこの有人宇宙飛行船によって、欧州は有人宇宙飛行に直接参画できるようになります。機体はリユース可能で、地球低軌道なら6名、月軌道であれば4名搭乗できる設計です。 欧州宇宙機関(ESA)とロシアは2006年から交渉を続けており、合意に達した場合サービスモジュールは欧州の開発担当分野となります。ロシアとの交渉がまとまらなかった場合でも、欧州の有人宇宙飛行計画実現には代替案として航空宇宙企業EADS Astrium社が開発している有人宇宙飛行船があります。これは、ESAが開発した無