[CEDEC 2015]“目的のつながり方”でゲームを分析する手法「UOSモデル」が紹介されたセッションをレポート ライター:箭本進一 CEDEC 2015の2日目にあたる2015年8月27日に,日本デジタルゲーム学会の井戸里志氏が「目標の構造としてのゲーム ―ゲームデザイン分析手法『UOSモデル』の提案―」と題したセッションを行った。 「目的のつながり」でゲームを分析するという新手法が紹介されたその内容をレポートしよう。 日本デジタルゲーム学会の井戸里志氏 新しい遊びを生み出すときに役立つ「UOSモデル」 セッション名にある「UOSモデル」とは,井戸氏がゲームデザインを分析するために考案したオリジナルの手法だ。 ここでのゲームとは,コンピュータゲームに限らず,ボードゲームなども含めた広義の“遊び”を指す。UOSモデルは,“ゲームにおける大小の目的がどのように結びついているのか”に注目し,
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