「宮本武蔵」や「三国志」で知られる作家・吉川英治らの作品が、今年から自由に利用・閲覧できるようになり、元日以降、ネット上に続々アップされている。没後50年が過ぎて著作権の保護期間が切れたためで、今年は、ほかに「遠野物語」を著した民俗学の祖・柳田国男、詩人の室生犀星らも加わる“当たり年”。「吉川三国志がネットで無料で読める」などと、ファンらの間で注目が集まっている。 文学作品の著作権は、著作権法で「著作者の死後50年を経過するまで存続」と定められている。没した翌年から計算されるため、1962年の物故者の場合、昨年末で切れ、今年から無許可で使用できるようになった。 著作権の切れた作品をインターネット上で無料公開している「青空文庫」の運営者・富田倫生さん(60)は「人気作が多く、例年にない話題性」と話す。昨年末から「年が明けたら早く公開して」との要望が相次いでいたといい、元日に柳田の「遠野物語」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く