2024年2月25日のブックマーク (1件)

  • 平安時代でも「先」と言えば「未来」を指していた

    これ面白くて、未来が自分の後ろ側にあった時代には矛盾がなかったんですよ 我々現代人は普通「未来が前、過去が後ろ」なのが当たり前だと思ってますが、昔は過去が前、未来が後ろにあったんです 全く日独自のことではなく、古代ギリシャやソマリ語など世界の地域/言語であった/あることらしいですが https://t.co/3iG9Uaqgae pic.twitter.com/hkoAEAJjB0— 重藤小藤太 (@Kotouta_Sige1) February 18, 2024 この言説は正しいのだろうか。この場合、過去に書かれた文学などにおいてどのような用法があったかを確認すればいいだろう。というわけで『源氏物語』から「先」が未来をあらわしている箇所を引用する。 わが御世もいと定めなきを、ただ人にて朝廷の御後見をするなむ行く先も頼もしげなめることと思し定めて、いよいよ道々の才を習はさせ給ふ。 「私の

    平安時代でも「先」と言えば「未来」を指していた
    cj3029412
    cj3029412 2024/02/25
    増田えらい💛(いちおう野良の専門家)岩波古語辞典P.556に大まかに「先は崎」「尻の反対」「前方に突き出た」ってある。視野や時間軸の将来がまずあって、過去の用例が次に例示される。これが大野晋の捉え方みたい。