2011年4月4日 12時00分配信 Genpa2 News 3日22時からNHK教育チャンネルで放映されたETV特集「原発災害の地にて~対談 玄侑宗久 吉岡忍~」が話題になっている。 ベトナム戦争や阪神淡路大震災のルポでも知られる吉岡忍が、ガイガーカウンターを片手に福島第一原発周辺の村落を訪れる様子を追ったドキュメンタリーだ。 副題のとおり、番組は作家・僧侶である玄侑宗久との対談が中心と思わせる。しかしその時間はわずか。ほとんどは退避指示が出ている福島第一原発周辺の住民への取材で構成されている。 とくに驚くのは、取材班が浪江町赤字木周辺を訪れるシーン。吉岡のガイガーカウンターは、測定不能になるほどの強い放射線量を示す。吉岡も「怖い」を連発し、福島第一原発から27㌔地点の浪江町がいかに深刻な放射能被害をこうむっているかを記録している。 吉岡ら取材班は、強い放射線量の中での取材を