1月29日、インターネット検索大手の米グーグルは第4・四半期決算の席で、眼鏡型端末「グーグル・グラス」の失敗を公の場で初めて認めた。2014年5月撮影(2015年 ロイター/David W Cerny) [サンフランシスコ 29日 ロイター] - インターネット検索大手の米グーグルは29日発表した第4・四半期決算の席で、眼鏡型端末「グーグル・グラス」の失敗を公の場で初めて認めた。ただ、未来を担う製品への投資は継続する方針だ。 グーグルは決算説明で、グーグル・グラスに重大な問題があるとの認識を示したうえで、今はいったん立ち止まり、戦略を立て直す時だと言及した。同社の共同創業者であるセルゲイ・ブリン氏が長年擁護してきたグーグル・グラスだけに、このパトリック・ピシェット最高財務責任者(CFO)の説明が意味するところは大きい。 主力の検索広告事業が伸び悩む中で、グーグルは明確かつ冷静な投資判断を投