友だちと話したり、仕事で話したりした日は、家に帰って、こうやって話せばよかった、こうすればよかったとずっと考えてる。考えすぎて自分の時間がなくなる。だからやめたい。
友だちと話したり、仕事で話したりした日は、家に帰って、こうやって話せばよかった、こうすればよかったとずっと考えてる。考えすぎて自分の時間がなくなる。だからやめたい。
1月にあった話。年明けで友人に会いに行った。 約束の時間よりも15分早く着いたから、時間つぶしに困ったとき、ちょうど電話通信があった。見覚えがある。確か8年前に転職活動してた時に登録した人材紹介エージェントだった。 続きを読む… それからも年に数回、募集案件をメールで紹介し続けてきた。担当者が8年間の間で何人も変わっていても、そのメールは途絶えることがなかった。最初のうちは丁寧に「転職は当面考えていない」と返信したが、最近はもうほとんど未開封のままにしておいた。 でもいきなりの電話は何なんだろう、初めてのパターンだ。 と思いながら、普段なら留守電にしたはずだが、今はちょうど時間も余っているし、電話に出てみようと思った。 「もしもし?」 「あ、ニハウ、シーピアオシェンスンマ?」と女性の声が聞こえてきた、綺麗な中国語だ。 (「もしもし。こんにちは、朴さんですか?」) 「はい、そうです」 「私、
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東京都台東区、JR鶯谷駅近くのファミレス。田中美幸さん(仮名、41歳)は、ひっきりなしにタバコを吸いながら深刻な状態を語る。語りながら大きなカバンを漁り、使い込まれているお薬手帳を取りだした。彼女の本名が刻まれ、複数の抗精神薬や睡眠薬が処方されていた。加えて精神薬の副作用を抑えるための薬がある。重なりに重なったカスケード状態だ。危険な精神状態であることは、薬名の羅列ですぐにわかった。 学位記を見せてもらったが、彼女は早稲田大学を卒業している。出身高校は全国的に有名な超進学校で、受験戦争を勝ち抜いた成功体験と、高学歴というプライドがある。しかし、彼女は専業の熟女風俗嬢だ。風俗嬢になって18年間が経ってしまった。華やかな学歴と現実のギャップも、精神状態の悪化に拍車をかけている理由の1つに見えた。 「死にたいみたいなことが、いちばんひどかったのは30代。私、なにしているの……って悩みすぎて、混乱
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