議会資料のペーパーレス化へ、広島市議会(定数54)がタブレット端末の導入を本格的に検討する。今春の改選で操作に不慣れなベテランたちが引退し、若手へ世代交代が進んだのがきっかけになった。 議会改革推進会議(14人)は3日の会合で、最大会派の自民党市民クラブ(14人)を含む5会派が挙げた「議会のデジタル化」を最優先で進めると確認した。各会派から、市議にタブレット端末を貸し出し、予算案などの紙資料の削減につなげるよう提案があった。 推進会議は2016~22年度にも、タブレット端末の導入を検討した。当時は、