バンドやアイドルグループが解散したり、アーティストの引退や訃報が知らされた時、「推しは推せる時に推せ」という言葉がSNSで拡散されることが多い。 個人的にこの言葉は、あまり好きではない。 決して否定したいわけではない。間違った言葉だとも思わない。「推しは推せる時に推せ」と言われて救われた人もたくさんいるだろうし、背中を押された人もたくさんいるだろう。 だから使う人を悪くは思わない。自分が使うとことを考えると、様々な理由で違和感を覚えてしまうから、あまり好きではないということだ。 そんな自分もかつては「推しは推せる時に押すべき」と思っていた時期もある。応援していたバンドやアーティスト、アイドルに会えなくなった経験がたくさんあるからだ。 2度と観ることができなくなったSUPERCARとチャットモンチー。遠くに行ってしまった志村正彦と松野莉奈と津野米咲。もっとライブへ行けば良かった悔やんだことが