マイクロサービスアーキテクチャの4章にオーケストレーションとコレオグラフィという話があります。 マイクロサービスを使ってアプリケーションを組み立てる側の、サービスの呼び出し方の違いです。 「マイクロサービス的に作ってるよー」というシステムでも、ここに特に疑問を持たず、ふつうにWeb APIたちを呼び、受け取ったデータでHTMLをレンダリングするというオーケストレーション方式で作られているのが多いのではないでしょうか? Sam Newmanは、それだと呼び出されるサービス側がドメインモデル貧血症になりがちで、呼び出す側にロジックが集まっていくことになると、書籍の中で述べています。 いったいどういうことでしょうか? 書籍中の例をちょっと変えて考えてみます。 マイクロサービスアーキテクチャでECサイトを作る(オーケストレーション編) ECサイトをマイクロサービスアーキテクチャで作ることを考えてみ