評価点:78点/2011年/アメリカ・スウェーデン・イギリス・ドイツ/158分 監督:デヴィッド・フィンチャー 原作の正統的な映画化。けれども、映画としての自立性は低い。 ヘンリック・ヴァンゲルは毎年自分の誕生日に送られてくる押し花を、今年も受け取りため息をついた。 ニュースを騒がせていたのはミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・グレイグ)だった。 実業家ヴェンネルストレムの武器密輸に関する告発記事を書き、逆に提訴されて、実刑判決を言い渡されたのだ。 彼を調べさせたヘンリックは、弁護士フルーデを通じて失意のミカエルに電話を入れる。 「40年前の事件を調べてほしい。」 ヴェンネルストレムへの証拠を匂わせたヘンリックの提案を受け入れ、ヘーデビー島に留まりながら40年前に失踪したハリエット事件について調べはじめる。 二度目のストーリーにほとんど違いはない。 同じようなストーリーを続けざまに書くの