漫画家のゆめのさん(ツイッター・@yumenonohibi)は、30代を迎えてから、発達障害であると分かりました。合わせて、発達障害の一種・学習障害(LD)にあたる、書字障害と思われる特性も判明したのです。大人になっても、漢字やひらがなが、思うように書けない……。そんな状況に陥り、たびたび恐怖感を抱いてきたといいます。幼い頃から抱える、生きづらさの本質について描いてもらいました。 文章は読めるのに、書けない ゆめのさんは昨年秋、専門医院で「注意欠如多動性障害(ADHD)」と「自閉スペクトラム症(ASD)」の診断を受けました。そして確定的ではないものの、書字障害の傾向があるとも指摘されたのです。 この点については、心当たりがありました。文章は読めるし、読書も好きなのに、文字をうまく書くことが出来なかったからです。 小学校で習う漢字が思い浮かばず、スマホで検索する機会もしばしば。文章をまっすぐ