見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。 当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら 『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら
教えたいのに生徒が集まらない 1970年5月。青年海外協力隊(JOCV)の隊員として岡本秀樹がシリアに派遣され半年近くが過ぎようとしていた。彼はこのとき28歳、空手を始めて12年になる。 時代錯誤の高下駄に「蒙古放浪歌」。しかも何を思ったか岡本は羽織袴はかま姿である。通りを行き交う地元住民が、怪訝けげんな顔でこの男の通り過ぎるのを見るのも無理はない。 一方、こうした芝居がかったことをしている岡本本人には時代錯誤の思いは微塵みじんもない。体中を突き抜けんばかりに沸き起こる怒りに自分が抑えられなくなっている。 岡本はこの国の若者に幻滅していた。シリアの警察学校で空手を教えていたが、この伝統武道の知名度は低く、生徒が集まらない。ブルース・リーの主演映画「ドラゴン危機一発」が香港で大ヒットするのは翌71年である。当時のシリアでは戦える技としてはボクシング、レスリングが主流であり、続いて自己防衛とし
大阪府警富田林署から逃げ、各地で盗みを繰り返したとして、加重逃走や窃盗などの罪に問われた樋田淳也被告(32)に対し、大阪地裁堺支部は3日、懲役17年(求刑・懲役18年)の実刑判決を言い渡した。安永武央裁判長は「警察署の設備を壊して逃走し、約1カ月半にわたって逃亡生活を続けたことで社会に不安を与えた」と指摘した。 【樋田被告】「自転車で日本一周中」と素顔で写真 樋田被告は、逃走前の事件を含め、計21件で起訴された。堺支部はこのうち18件を裁判官だけで審理し、5月に逃走を含む17件を有罪と判断。強盗致傷罪など3件は裁判員裁判で審理し、この日は全体の量刑を含めた判決を出した。弁護側は控訴を検討する。 判決などによると、樋田被告は2018年8月12日夜、勾留されていた富田林署で弁護士と接見後、面会室の仕切り板を壊して逃走。盗んだ自転車で日本一周の旅行者を装い、四国や中国地方を転々とした後、9月29
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く