はじめに:問いに追い詰められる「問い疲れ」が起きている「しんどいから、もう二度と私に何がしたいのか聞かないで欲しい。そんなもの無いんですよ。過去に好きだったものとか、今ハマっていることとかをみんな聞いてくるけど、またそれ?ってうんざりします」 「人事部の施策で、ゲーム形式で理想の状態を描く研修があったんですけど、ああいうの本当に無理で、自分を深掘りする質問とかキツくて、早く終わらないかと思って過ごしていました」 キャリア相談の中で、こういった声を何度も聞いてきた。 そのたびに私は内心ひやりとしていた。 というのも、私は10年以上、問いを立てる側にいた人間だからだ。 デザイナーとして、私は新規事業の開発から組織の立ち上げ、未来洞察まで、多くのプロジェクトを通じて、さまざまな問いを立ててきた。 チーム全員の創造性を最大化するために、適切な問いを立て、効果的なアプローチを検討し、実行する。それが

