文部科学省初等中等教育局長 銭谷 眞美 このたび高等学校において、高等学校学習指導要領の規定により、すべての生徒に履修させる各科目(以下「必履修科目」という。)を生徒に履修させないなど、学習指導要領に反する事例が判明したことは、極めて遺憾であります。 このことにより、平成18年度に高等学校の最終年次に在学し、必履修科目を履修していない生徒の卒業認定が困難な事態となっていますが、未履修が本人の責めに帰すべきではないことから、既履修の生徒との均衡を図り、下記1のように取り扱うこととしましたので、文部科学大臣の命により通知します。 また、必履修科目を未履修で既に高等学校を卒業した者の卒業認定については下記2、平成19年度の大学入学者選抜における調査書については下記3、のように取り扱うこととします。 都道府県・指定都市教育委員会は、所管の学校及び域内の市区町村教育委員会等に対し、都道府県知