前回、F-Secure アンチウィルスLinuxゲートウェイのインストールまでを紹介した。インストールが終わった段階ですでに動作できる状態になっているため、プロキシを起動した後に各クライアントでプロキシの設定をするだけで、ウイルス対策の恩恵を受けることができる。とはいえさすがに管理画面へのアクセス等がデフォルトのままでは心もとないので、様々な設定の変更を行うことになる。 そこで今回は設定画面を紹介しながら、どのようなコンフィギュレーションが可能なのかを紹介していこう。 ○初期設定 F-Secure アンチウィルスLinuxゲートウェイをインストールしたサーバの 9012 番ポートにブラウザでアクセスすると、アカウントの入力を求められる。インストールのときにコンソールに表示された通り、ここでは「admin」アカウントを使おう。パスワードも同じになっている。このままでは何かと不都合