カット、コピー、ペーストは、デジタルライフに欠かせない基本機能だ。開発者も一般ユーザーもこれらなしではやっていけない。一般ユーザーは日常的に、パスワードやクレジットカード番号などの情報をあるフォームから別のフォームにコピー&ペーストする。オフィスワーカーは、文書を作るときにこれらのコマンドをしょっちゅう使う。われわれがクリップボードのコピー&ペースト機能に依存していることは否定の余地がない。 レイ・オジー氏が「Wiring the Web」というブログエントリで述べているように、「クリップボードの最もシンプルな機能のおかげで、情報のコピーをあるアプリケーションから別のアプリケーションに移動する(つまり、値を渡す)という概念をユーザーが簡単に理解できるようになった」のだ。 ユーザーがカットやコピーの機能を使うと、その情報はコンピュータメモリ上のクリップボード領域に保存される。その情報は、後で
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