国内の風営法の問題については、本日(23日)の日経新聞電子版の連載に書いているので、その周辺の事象として海外のソーシャルゲーム(ソシャゲ)とオンラインカジノの関係性を個人的な意見として改めてまとめておく。 ■いい加減、ソシャゲの監督官庁の曖昧さはどうにかすべきだ 今回のコンプガチャ問題の解決を真面目に指摘しておくと、監督官庁の不明瞭さが続く限り、どこからでも規制という攻撃は来ることは今後も避けられない。ソシャゲが消費者庁が監督官庁になることはあり得ず(消費者保護のための省庁だから)、総務省、経産省、国家公安委員会(警察庁)のどこかの管轄になる。今までが曖昧なまま来すぎてしまった。 すでに、総務省系のスマートフォンのフィルタリングのEMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)の審査をグリーが受けていることをプレスリリースで出しているが、その効果には私は疑問を持つ。コンプガチャ問題については