わたしは幼少期だった1970年代、駅から歩いて20分くらいにある団地に住んでました。 駅から団地までは商店街があります。当時はとても賑わってました。 昼の商店街は母子連れや、お母さん買い物客が、八百屋さんだったり魚屋さんにいて、店の人と声をかけあってました。子ども同士はおもちゃ屋さんでプラモデルを選んだり、本屋さんでマンガ雑誌をパラパラめくって時間をつぶしてました。 夜になると商店街の様子は変わります。 キャバレーや風俗店の看板がキラキラと光り、そこは絶対に子どもが立ち寄れないお店です。路面脇の炉端焼き屋さんでは、スーツを脱いだサラリーマンが肩を寄せ合いながら、酒を酌み交わしてました。 駅前の学習塾に通っていたわたしは、そんな夜の商店街を「ジュニアスポーツ車」と呼ばれた自転車に乗って、す~と通り過ぎていきました。 明るいお店と怪しいお店が、一本の道沿いに隣接してます。その光景は不調和ですが

