言語化できることなんて、ほんのわずかだ。 言語化するというのは、たとえて言うと、箸でつまめるものだけをつまんでいるようなものだ。 スープのようなものは箸でつまめない。 そういうものは、切り捨ててしまっているのだ。 だから、じつはスープがたっぷり残ってしまっている。 そのスープのほうが気になる人は、「うまくしゃべれない」ということになる。 (頭木弘樹『口の立つやつが勝つってことでいいのか』青土社、2024) こんばんは。今日も今日とて休憩時間の5分前から会議が始まり、そのまま休憩時間に突入して退勤時刻まであーでもないこーでもないって「休憩時間がとれないこと」に端を発する不毛な議論が続くという、 カフカ的な展開。 スープのほうが気になってしまって「うまくしゃべれない」私がこの会議に参加している意味は何なのかと。労基法違反がこんなにも堂々とまかり通っていいのかと。口の立つやつが勝つってことでいい

