これまでENIを複数アタッチした場合のルーティングがよくわからず、複数のIPが必要な場合は、 「ENIにSecondary IPを付与してCentOS(6)で利用」の記事にあるようにENIを複数アタッチするのではなく、 同じENIのSecondary IPなどを利用するようにしていました。 しかし、理解が浅い状態のままでは良くないと思っていたところに@j3tm0t0さんが、下記の素晴らしいブログ記事を 書いてくれました。 もう一度ENIについて考えてみた(Linux編) このブログ記事を読むことで、複数ENIのルーティングの問題、それを解決するためのPolicy Based Routingが わかると思います。 上記のブログ記事では、各ENIが別々のサブネットに接続されていましたが、今回、1つのサブネットに2つのENI、 そして各ENIに2つのIP(EIPも)を付与し、下記のように4つすべ
今回は、先日書籍(Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド)が発売された Cloud Design Pattern(CDP)の記事になります。 今回の対象は「Floating IPパターン」です。 このパターンではEIPを用いた方法を紹介していますが、同一サブネット限定で、ENIのSecondary IPでも 同様のことができるようなので試してみました。 図にすると、下記のようになります。 10.1.8.104のEC2に障害が発生したとします。 下記のように、そのEC2のENIから10.1.8.4を外します。 この状態ですと、10.1.8.4にpingは通りません。 # ping 10.1.8.4 ... 64 bytes from 10.1.8.4: icmp_seq=184 ttl=64 time=0.322 ms 64 bytes from 10.1.
ENIは、下記のように複数のIPアドレスを付与することができます。 この複数のIPアドレスをCentOS(6)で利用できるようにしてみます。 ○仮想ネットワークインターフェースの設定ファイルを作成 # cd /etc/sysconfig/network-scripts/ # cp ifcfg-eth0 ifcfg-eth0:0 ○仮想ネットワークインターフェースの設定 # cat ifcfg-eth0:0 DEVICE=eth0:0 ONBOOT=yes BOOTPROTO=static NETADDR=10.1.8.0 NETMASK=255.255.255.0 IPADDR=10.1.8.4 ○ネットワークの再設定 # /etc/init.d/network restart インターフェース eth0 を終了中: [ OK ] ループバックインターフェースを終了中 [ OK ] ループ
今回は、AWSのサービスに新しく追加されたENI(Elastic Network Interface)について調査してみました。 ENI(Elastic Network Interface)とは、EC2のNICにあたるもので、これまではインスタンスに直接付与されていたIPアドレス等のネットワーク情報を、ENIに付与させることでより柔軟なネットワーク構成を実現するためのものとなります。 また、ENIはVPCでのみ使用することができます。 それでは、ENIを実際に設定してみます。 コンソールのEC2タブをクリックすると左ペインのメニュー下部に「Network Interface」という項目があります。 これをクリックすると以下のようなENIの一覧画面が表示されます。 すでにVPCインスタンスを起動している場合は、VPCインスタンスにデフォルトでセットされているeth0のENIが表示されています
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