書評です。 この本は、これからの日本が向くべき方向性を示してくれる本でした。 内容:ハーバードで人気な、日本の「凄いリーダー」の話 ハーバード大学の授業はケースメソッド(議論形式)が中心です。 その中では、過去に色んな国で起きた、経済的・社会的な問題を例として「自分がリーダーとしてその状況に置かれたら、どう行動するか」を徹底して議論します。 本書では、日本を題材にしたケースがたくさん紹介されています。それらは実際にハーバードで使用され、現地の学生や教授達から高い評価を受けたものばかりです。 例えば、 鉄道整備会社「テッセイ」(JR東日本テクノハートTESSEI)のケース。 会社は当時、多くの問題を抱えていました。乗客からのクレームも多くて離職率も高くなり、従業員の間にも不満やストレスが溜まっているような散々な状況。しかし、これを覆した方法が見事で、とても人気になっています。 このケースにつ
昼休みの余り時間3日分(約75分)を使って読んでみた。 「論理的に考えることが苦手」ではなく「考えるってどういうこと?」というタイプの人にとって、導入本としておすすめです。 本の内容 タイトルにもある通り「論理的に考える」というのはどういうことなのか、優しく分かりやすく教えてくれる本。 書かれ方はストーリー物で、29歳OLの「サオリ」と理系大学院生の「優斗」が新幹線の中で出会い、そこから話が展開されていく。 導入ページで年上のサオリが大学生の優斗に対して言ったこのセリフが、この本の全ての開始点になっている。 あのさ・・・・・・"考える"って、どうすればできるの? (本文引用) サオリは自分でも「ノリと勢いで仕事してきた」と言っていて、このキャラクターのおかげで対象とする読者がどんな層なのか、とても明確になっている。そしてサオリと同じような悩みを持つ人にとって、会話形式のやわらかい表現は凄く
今回は、Webページを表示するために使うHTML、CSS、JavaScriptという3つについて、その関係と、それぞれで何ができるのかを説明していきます。 なるべく簡潔に、プログラミングに慣れていない方にも概要が伝わるよう書こうと思いますので、興味がある方はどうぞ。 【注意!】 この記事は、一般的な定義ではなく、私自身の言葉で説明する記事です。 ちゃんとした定義が知りたい場合は、W3Cなどのページを参照してください。 目次 目次 1.基本ルール 2.HTMLは存在を表現する タグの親子関係 タグの順番 タグの属性 3.CSSは状態を表現する 4.JavaScriptは動作を表現する 補足1:CSSでの動作と、JavaScriptを使った動作の違い 補足2:開発者ツールを使おう! さいごに 1.基本ルール Webページで使う3つの要素の関係は、簡単に言うとこんな感じ。 HTMLは 存在 を表
Photo credit: jacqui.brown33 via Visualhunt / CC BY-SA 生存率99%の人間が2人居る時、どちらも生存する確率は98%だ。 世の中には確率がある。 身の回りの全ての確率を恐れていては何も行動できなくなってしまうが、確率論で示されたデータは、自分の行動を考える上で重要な指標となる。 私は、最近話題になったこの記事を見て思った。 yaya.hatenablog.com 共働きを前提にした生活って、本当に大丈夫なんだろうか? ※以下、上昇婚とは一切関係のない話が続く。 はじめに:前提条件 実際の所、ある年齢で結婚した夫婦が、子供が成人するまで(= 20年間)生きていられる確率はどれくらいのものだろうか。 数字だけだと分かりにくいので、できるだけ言葉で補足しながら計算してみる。 直列夫婦と並列夫婦 はじめに、今回の計算には、IT系の試験でよく出る
Photo via Visualhunt.com テーマは速読と内容の理解。 私は文字を読むのが遅い。 最近はニュースだけでなく他人のブログも沢山見るようになったので、読むのが遅いとかなりの時間を浪費していることになる。 この記事では、私が本に求めることと、 最近始めたトレーニングの方法を整理する。 本に求めるもの 情報を沢山得たい できるだけ沢山の情報を得たい。だから限られた時間でなるべく多くの本を読みたい。そのためには速く本を読む、つまり速読の技術が欲しい。 ただし私は、本から情報を与えられるだけでなく、それに関する情報を自分の中で作り出すこともしたい。 本を読んで出てきた疑問を深掘りして、自分なりに納得行く答えを考え出す。 読む前にテーマについて自分で考えておいて、読み進めながらその考えが正しいかどうかを検証したり、読んだ瞬間の自分の気づきを記録する。 そのためには、速く読むことを意
昨日、はてなの有名人達の過去記事を漁っていた。 その中で1冊、とても気になる本の紹介記事を見つけた。 enter101.hatenablog.com ここで紹介されているのは、普通のサラリーマンからアフィリエイトを通じ、人生のセミリタイアを果たしたという付利意雷布亜氏(多分、フリーライファー氏)の本。 ブログ、アフィリエイトで月50万円を最短で稼ぐための詳細な記録。ブロガー、アフィリエイターでセミリタイア。 作者: 付利意雷布亜 出版社/メーカー: フリーライフ 発売日: 2014/10/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る Kindleで本を読むのは苦手な私だが、この本は『どうしても今すぐに読みたい』と思い、結局その場でポチって、そのまま一気読みした。 それは冒頭の記事で、この文を読んだからだ。 1,250円という本の価格に対してどのくらいの収益がある
Photo credit: alexdecarvalho via Visualhunt.com / CC BY 最近何かを始める時、自分の中で「いまさら始めるの?」とツッコむことが多い。 そしてその時の私は、なぜかテンションが高くなっていることに気がついた。 つくづく自分とは謎なものだ。 しかし、そんな身近な謎を、謎のままにして生きるのは勿体無い。 自分を理解できないとき、それは自分について考えるチャンスだ。 放置してきた問題に「いまさら」向き合う 私は今まで、自分の問題点をずっと放置してきた。 例えば、 「本を読めない」 「勉強できない」 「継続できない」 これらは全て、最近の記事で「できるようになってきた!」と書いたことだが、よく思い返すと私は、学生の頃すでに、これらの問題に何となく気づいていた。 にもかかわらず、あれから十数年を過ごしても、いっこうに改善はされなかった。それどころか、
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