全身タイツのような「採寸スーツ」を無料で100万枚以上ばらまく、前代未聞の勝負に出たアパレル業界の革命児、スタートトゥデイ社長の前沢友作(42)。衣料品通販サイトの枠を超え、世界で認められるブランドへの脱皮をめざす。だがそこに立ちはだかる壁は高い。電子版「コンフィデンシャル」で6日から3回連載。【1】ユニクロが笑う、ZOZOの死角8月6日公開 ユーザーやマスコミを敵に回すことも辞さなかった異色の経営者が表舞台に出始めた。独自ブランドの衣服を拡大させる武器は、自動採寸スーツ「ゾゾスーツ」だ。だがそのアイデアを「おもちゃだ」と一笑に付す人物がいる。アパレルの巨人、ユニクロの柳井正(69)だ。