2006年12月09日 09:30 先に【ニューヨークでトランス脂肪酸の食用油を全面使用禁止へ】でも報じたように、アメリカのニューヨーク市でトランス脂肪酸が事実上の締め出しを受ける形となった。以前から報じているように欧米では肥満対策に国を挙げて取り組んでおり、それと共に心臓病などの要因になるとしてトランス脂肪酸に厳しい目が向けられている。今件が報じられた直後からいくつか問い合わせがあった「それでは日本はどうなのか」ということについて、少々チェックを入れてみた。 トランス脂肪酸とは人工添加物の一種で、植物油に水素を加えて固める時に発生する油。言い換えれば油を加熱処理した時にできるもの。日持ちを良くする性質があるので、特にお菓子などによく含まれるマーガリンやショートニングなどにも含まれる。またこのトランス脂肪酸なるもの、自然界にはほとんど存在しない。後述するセブンイレブンの説明では「冠動脈心疾