どうも、坂津です。 私と妻は話し合い、どちらかが死ぬまでずっと、二人家族で居ようと決めました。 そして、先に逝くのは妻ということも決めました。 私は妻を失った哀しみを愉しみながら暮らします。 そう、話し合いました。 私が今の会社に就く前、もう10年以上昔の話です。 ドラッグストアに勤めておりました。 以下はその時の話です。 見たところまだ未成年、18歳かそこら、下手したら高校生くらいの男の子が、売場の整理をしていた私に声を掛けてきました。 まだ少年の面影が残る顔立ちに、とても下卑たニヤつきのある表情がミスマッチで、今でもその違和感を記憶しています。 男「ちょっとお兄さん、ちょっと良い?ちょっと・・・」 私「はい、いらっしゃいませ。お伺いいたします」 男「あのさ、ちょっと困ってて」 私「お薬のご相談でしょうか?」 男「そうそう。薬局で売ってるって聞いたから」 私「ああ、お探し物ですね。商品名