「IT化よりももっと深い、“産業のソフトウエア化”が進んでいる。今回のイベントに参加してびっくりしたのは、ベンダー非依存の体制やアジリティ(迅速さ)が想像以上に広がっていることだ」 NTTドコモの栄藤稔執行役員は、2015年6月2日と3日に開催されたクラウド専門イベント「AWS SUMMIT 2015」でこう切り出した(写真)。 講演で栄藤氏が紹介したのは、ドコモ・クラウドパッケージ(関連記事:なぜドコモがAWSを“担ぐ”のか? 「ドコモ・クラウドパッケージ」の真の狙い)の開発背景だ。栄藤氏が「ドコモ・クラウドパッケージは、ユーザー視点で作ったテンプレート」と言うとおり、ドコモ・クラウドパッケージは経験から生まれたものである。 強固な情報管理体制が偉大な“資産”に ドコモ社内では、クラウドサービスの活用を前提とする「クラウド・ネイティブ」な環境が広がっている。ドコモのAWSの利用は、201
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