「あもくん」は怪談専門誌・幽(KADOKAWA メディアファクトリー)に10年間にわたって発表された連作をまとめた1冊。幼い従姉妹から「あもくん」と呼ばれる少年・守や、その父親の奇妙な日常が描かれる。本書にはこのほか、諸星が自身の子供のために創作した怪談を文章に起こした「ベッドサイドストーリー」と、書き下ろしの掌編小説「ゆびさき怪談」も収められた。なお帯には伊藤潤二が推薦コメントを寄せている。 また本日4月2日に発売されたモーニング、Dモーニング18号(講談社)には、「あもくん」とリンクする諸星の読み切り「雨の日はお化けがいるから」が掲載されている。ファンはこちらもお見逃しなく。