2010年が始まった。新年を迎え、「どのように1年を過ごし、どんなITエンジニアとして成長していこうか」と、計画を立てている人は多いことだろう。 さて、2009年末の特集「SIerの未来、エンジニアの未来」では、厳しかった2009年を振り返り、今後ITエンジニアがどう動けばいいのか、考える指針を示した。本特集では「考える」から一歩進んで、ITエンジニアとして生き延びるための具体的な「行動」や「考え方」を紹介していく。今回は、ITエンジニアが日々向上に努めている「生産性」について考察する。 ITエンジニアにとっての「生産性向上」 そもそも、「生産性向上」とはどのようなことだろうか。「生産性」とは、財団法人 日本生産性本部が公表する「労働生産性指数」調査によれば「1時間当たりの生産量(業種によっては1時間当たりの販売金額)」のことを指す。 生産性を上げる方法は2種類ある。1つは「仕事あたりにか
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