電子書籍の普及によって、作家(書き手)と読者(読み手)の関係が大きく変わりつつある。 セルフパブリッシングという形で直接作品を送り届ける手法が確立されたのもその1つだが、読者に本の存在を知ってもらう上でも、デジタル化された書籍というコンテンツは重要な役割を果たす。今回は、そんなツールの1つ「Magnet」について、その活用を進めているクリエーターエージェント「コルク」の佐渡島庸平氏に話を聞いた。 Magnetはマンガや本を、さまざまな環境に最適化された状態で読むことができる仕組みだ。 Webサイトに直接コンテンツを埋め込み、画面の遷移などなくその場で読んだり、買ったり、共有することも可能。いわばコンテンツの購入までをサポートした電子書籍版YouTubeと言えるかもしれない。 現在は、コルクがサポートする一部のクリエイターがクローズドで利用している状況だが、近い将来、一般への開放も視野に入れ
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