8月19日、米Intelが米McAfeeを76億8000万ドルで買収することで合意したというニュースに、業界アナリストはさまざまな反応を示した。 両社の関係者は、買収によってIntelの製品群にセキュリティをより深く統合できるようになるとうたっていたが、この取引が合っているのか疑問に思っている向きもいる。 「IntelがPCプラットフォームを保護するためにフランチャイズを拡大したいのなら、McAfeeの買収は素晴らしい取引だ」と米Forrester Researchのアナリスト、アンドリュー・ジャキス氏は語る。「だが、セキュリティをOSに組み込む今のセキュリティアフターマーケットを、歴史のゴミ箱に残された中でましなものというように考えてみると、この取引はむしろ難題だ。そういう見方をすると、IntelのMcAfee買収は、自動車メーカーが馬車用ムチの大手サプライヤーを買収するようなものだ」
![IntelのMcAfee買収に一部アナリストは疑念も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)