「みんなちがって、みんないい」。これは4日に召集された臨時国会で安倍総理が語った言葉です。いったい何を訴えたのでしょうか。 参議院で所信表明演説をおこなった安倍総理。「最大の挑戦」は少子高齢化だとしたうえで、こう強調しました。 「『みんなちがってみんないい』、新しい時代の日本に求められるのは多様性であります」(安倍首相) 「みんなちがって、みんないい」。これは大正から昭和にかけて活躍した童謡詩人、金子みすゞの詩の一節です。安倍総理は、“多様性を認め合う社会を創ることで少子高齢化を克服できる”と訴えました。 「多様性を認め合い、全ての人がその個性を生かすことができる、そうした社会を創ることで、少子高齢化という大きな壁も必ずや克服できるはずです」(安倍首相) また、本会議場で演説を聞くALS患者の舩後議員に対して、誰もが活躍できる社会を共に創ろうと呼びかけました。 「舩後靖彦さんの当選を友人と