2021年春、埼玉県深谷市に最新の植物工場を活用したアグリワーケーション施設「ONE FARM深谷Works」が登場した。企画・運営するのは、グリーンリバーホールディングス(本社:福岡市)。太陽光発電所の設計・施工事業を主力とする企業だ。同社はなぜ農業分野に踏み込んだのか──。代表取締役の長瀬勝義氏に取材し、その狙いを語ってもらった。 「アグリワーケーション」とは、農家や漁村などに滞在する「農泊」と休暇先で仕事をする「ワーケーション」を組み合わせた造語。農村地域で生活体験をしながら、リモートで働くスタイルを指す。コロナ禍によって働き方が変化するなかで、注目されるようになった。 2021年春、埼玉県深谷市に誕生した「ONE FARM深谷Works」は、最新のハイテク農業を体験しながらリモートワークが可能なアグリワーケーション施設だ。 「ONE FARM深谷Works」の全体イメージ。コンテナ