同社では「非常食を、希望食に。」をコンセプトに、防災食アドバイザーらの監修のもと、災害による停電時を想定し、ポータブル電源でつくる新しい非常食『LIFE PLATE』のレシピを開発した。 「新しい非常食」の開発に至った経緯を、クリエイティブディレクター志村和広さんは、次のように話す。 「ポータブル電源の防災ツールとしての普及は、社会的には大変可能性のあること。ただ、単に防災ツールということを訴求してもなかなか人の心には残らない。それよりも、万が一の停電時にも自宅の家電を動かせて、暖かくて美味しい料理を食べることができる、という「体験」をしてもらうことが重要なのではないか。そこで我々は、ポータブル電源でつくれる新しい非常食レシピ『LIFE PLATE」の開発にチャレンジしました」 実際に調べてみると、インフラ復旧までの数日間の「食」は心身ともに重要なテーマ。そこで、時短、節水、ありもの活用を