記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 ビジネスパーソンが多くの時間を費やす会議や打ち合わせ。そうした場で「何か良いアイデアはないか」と問いかけると、皆がいっせいに目をそらし押し黙ってしまった、といったことはないだろうか。こんなことでは、とてもではないが成果につながる活発な議論など期待できない。 本書『問いかけの作法』は、こうした「会議あるある」をなくし、チームのポテンシャルを最大限に引き出す「問いかけ」の考え方やテクニックを紹介している。問いの組み立て方、投げかけ方などを豊富な実践例をもとに解説。会議だけでなく、面談や相談、商談などのビジネスコミュニケーションにも役立つヒントが得られる一冊だ。 著者の安斎勇樹氏は、東京大学大学院で特任助教を務める傍ら、組織コンサルティングのMIMIGURI(ミミグリ、東京・文京)の