2015年12月18日のブックマーク (1件)

  • 「プロローグ」など4冊を刊行した…円城塔さん : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    「プログラムでばらしたりするうちに、自分の文章は思っているより単純かも、と思うようになった」(大阪市内で) 甘美で繊細、時に難解なSF作品を送り出してきた芥川賞作家・円城塔さん(43)が、新刊4冊を刊行した。コンピューターに書かせた実験小説あり、異色の“私小説”あり、さらには日古典の現代語訳まで。源には、「言葉」の可能性を問う深い思索がある。 日SF大賞特別賞を受けた前作『屍者(ししゃ)の帝国』(伊藤計劃(けいかく)と共著)から3年。「言葉に関係する仕事は基的に何でもやりたい。今回たまたま、刊行時期が重なっただけで」。気負いはない。 短編集『シャッフル航法』(河出書房新社)の表題作は、トランプをシャッフルするように文章を文節単位で並べ替えるコンピューターのプログラムを、自ら書くところから始めた。段落ごとに1文字ずつ減っていき最後に文章が消滅する短編「φ(ファイ)」も、思いつくまま書い

    「プロローグ」など4冊を刊行した…円城塔さん : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    cocodemi
    cocodemi 2015/12/18